21.Jan.2012 枝の自明

葬儀に駆けつけた札幌の叔父から日々10キロを2時間かけ歩みも入れて走っていると聞き、齢70を超えた超人のような大人の躯よりも、その鍛えの持続を決定する精神の強靭を思った。
吹雪でも走ることで飯の量も押さえられ酒はワインだけだという。躯が走ることを日常の食事のようなリズムで要求する。 Read more ›

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08.Jan.2012 枝の白冬

袖をめくり青い静脈が葉緑素と念われた積雪の路で細い枝をその上に重ねた。
26.5センチの長靴は寒冷地の仕様だったが幾度も雪かきをしていたので素足には冷たく濡れていた。 Read more ›

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29.Nov.2011 諦めの縁で

距離を拡張しようと考えた翌日の早朝に走ると、はじめてこれまでの五分の一の距離で心が割れて家に戻り歩いていた。
その項垂れた徒歩の脱力の中でなんでこんなことになったかなどという理由を考える気持も浮かばなかったが、ふと横を眺めその光景をひとつも描写していないといきなり痛切に感じるのだった。 Read more ›

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24.Nov.2011 枝騒ぐ背上ノ空

ーマツ科樹木は他の植物の生長を阻害する物質を産生している。カラマツの葉にもそれら生長阻害物質が含まれていることが分かっており、その葉を秋期に散らすことで競争相手となる周辺植物の 生長を阻害していると考えられている。カラマツの落葉を人為的に耕地土壌に混和することで、雑草の発生や生長を抑制することができる。ー
帯広畜産大学地域連携推進センター、秋本正博氏のカラマツの落葉を利用した有機的雑草防除法を辿り、路肩の落葉が部分的に採集された痕跡の理由にひとつうなづいた。 Read more ›

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12.Nov.2011 雨の残り香

この辺りを行き来する程度の数の車の轍で路肩に寄せられた唐松の落葉はこんもりふっくらと盛り上がり足首に優しい。蹴散らす気分にはなれない。真直ぐに突き抜ける通りの辻を曲がる度にコの字の路が左右に広がるこの保養林の中はアスファルトも全て隠す絨毯となって昨夜まで降った雨でも流されずに、しっとりと存在の理由を内に籠らせて香りを放ち膝から腰、腹の内側から胸へと昇りあがる、例えようの無い体感となって吸い込まれる。 Read more ›

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